昼過ぎにフィレンツェに別れを告げて、旅の最終地のローマへ。
ローマはあいにくの雨。日も暮れ始める。 ちょっと怖い感じ。
ホテルへはテルミニ駅から徒歩10分ほど。 地下鉄のレプブリカ駅からは5分くらい。(この時は閉鎖されてるのを知らず。。。)
ホテルは大きな通りに面してるが、入り口が分からない! 巨大な扉があるが閉まっている。どこから入るんだ?
何度も地図を調べて、やはりその巨大な扉がホテルと判明。 よくよく扉横の小さなプレートを見ると、その一つにホテル名が。。。分からんって。
インターフォンから係員につたえ、巨大な扉を開くとそこからまた中庭へと続いている通路。そこにはまた巨大な鉄格子の扉。さらにインターフォンで連絡してあけてもらい、ようやくホテル。。。
ホテルは、古い建物内にあるホテル。 ホテルマンは気さくなイタリア人?でした。
荷物を置いて、雨が小降りだが、歩いて15分ほどのトレビの泉へ行って見ることに。
坂を上って、下りて、大きな通りを越えた先にある。
で、大きな通りに差し掛かり、目の前に横断歩道。 でも信号はない。
人が何人か走って横切ってるが間に合いそうにない。 20~30m先に信号があって、そこまで行くか~。と思っていた矢先。
また人が走って渡ってるな~と思った矢先に、目の前で交通事故が!
走って渡ってた人に少し遅れて、ゆっくり渡ってた人に車が激突! すごい音! 飛ばされる人。 最後はぶつかった車が飛んだ人を引きづったまま車を道路わきへ。。。
叫びまわる人々! 止まった車へ、引かれた人を助ける為に群がる人々。
私は口を押さえたまま、身動きはできなかった。 叫びまわるイタリア人もいた。
嫁は、事故直後なのに「なんで救急車がこないの? おかしいよ!?」とパニック状態。
ま、確実にあれは死んでるな。 時速80kmは出てた感じ。
事故が起こる条件がいろいろとそろっていた。
・日暮れ直後のじゃっかん明るい時間帯。
・信号がない交差点。30m先の信号があって、信号は青だった。
・道が公園の下を抜けるトンネルの出口の直ぐ出たところ、かつ下り。 スピードを出す条件が整っている。
・横断歩道はあったが、小雨・夕暮れじゃ見えない。
・イタリアは信号が少ない。基本的に歩行者は信号無視。
結局、そのままホテルへ引き返しました。
どの車みても突っ込んできそうで、ローマでは信号がある場所で渡る。守っても他の人に紛れて大勢で渡るようにしました。
ローマに来た直後だったので、ショックだった。目の前で人が飛ばされるシーンみたのも初めてだったので。
事故周辺の地図。
左下の公園の下をトンネルが通っている。
そのトンネルを出た直後のラゼッラ通りとの交差点
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